企業様向けのご案内

AnserDATAPORTとは

About
AnserDATAPORT

AnserDATAPORTとは

AnserDATAPORTは、企業様と銀行との安全な取引を実現するファイル伝送サービスとなります。銀行毎に、個別にネットワーク回線を引く必要がなく、NTTデータが提供するConnecureを介して、複数の銀行との伝送が実現できます。

※Connecure®とは、企業向けに複数のサービスセンタを利用できる金融機関取引対応の高い信頼性のあるネットワークです。
※Connecure®と、AnserDATAPORT®は、株式会社NTTデータにおける登録商標です。

Connecureとは

Connecureとは、TCP/IP手順・広域IP網に対応した閉域IP網です。
従来のINSネットとの違いは、通信経路が閉域網となり、IPsecで暗号化をするため、セキュリティーの向上が実現できます。
詳細はConnecure公式HPをご覧ください。

AnserDATAPORTで
できること

Function

AnserDATAPORTで
できること

  • 自然災害時における通信リスクの軽減

    INSネットや固定電話の場合、自然災害発生時にはトラフィックの集中により、優先電話以外は繋がらなくなります。
    IP-VPNの場合は常時接続となるため、 INSネットや固定電話に比べて通信の信頼性が高まります。

  • 伝送時間の削減

    INSネットと比較すると伝送時間が約94%削減が可能です。

  • 媒体紛失リスク解放、
    人件費・交通費の削減

    媒体搬送時の媒体紛失リスクから解放されます。また、搬送の際の人件費・交通費のコスト削減が可能です。災害による交通マヒにも強く安定した伝送が可能です。

  • ファイル照合機能の電子化

    現在のFAX照合の代替としてファイル照合機能を提供しているため、基本機能で伝送できる全銀フォーマットの総給賞振・口座振替は、照合の電子化が可能です。
    (※金融機関によっては当機能を利用しない場合もあります)

    照合データ作成ツールを提供しております。
    ツールをご利用希望の方はこちら

お申込みについて

Application

お申込みについて

AnserDATAPORTのご利用には、2つのお申込みが必要となります。

①金融機関へのAnserDATAPORT(EB/FBサービス)利用申込み
お手続きにつきましては、お取り扱いの金融機関へお問合せください。

②NTTデータへのConnecure回線申込み
お手続きにつきましては、NTTデータ Connecure HPをご覧ください。
http://nws.jp.nttdata.com/connecure/information.html

※AnserDATAPORTおよびConnecureの詳細についてはこちら

サービス提供スキーム
■ AnserDATAPORT

NTTデータから金融機関へ提供しているASPサービスとなり、企業様へのサービス提供元は金融機関となります。

■ Connecure

AnserDATAPORTのご利用に必要な専用回線となり、企業様へのサービス提供元はNTTデータとなります。

お問合せ先

ご利用の各金融機関へ
お問合せください。

NTTデータ Connecure窓口まで
お問合せください。

Connecureお問合せ

※トラブル時のお問合せ先についてはこちらをご確認ください。

決済代行事業者ご利用の場合

決済代行事業者(収納代行・VAN事業者)は企業様から提供された情報を基に、依頼データ等をAnserDATAPORTに伝送します。

決済代行事業者を利用した場合、企業様はConnecure回線を敷設することなくAnserDATAPORTをご利用いただくことが可能となります。
以下の図は収納代行事業者とVAN事業者を利用した場合のサービススキームとなります。

- 収納代行事業者 -

収納代行事業者はAnserDATAPORTとConnecureの提供となります。そのため、金融機関及びNTTデータとの契約は必要ございません。

- VAN事業者 -

VAN事業者はConnecure回線のみの提供となります。金融機関へAnserDATAPORTのご利用申込みは、企業様にて実施いただきます。

ご契約に関するお問合せは決済代行事業者までお願いいたします。

導入実績

Case

導入実績

大手生命保険会社やクレジットカード会社など、口座振替等大量データを取り扱う企業で導入が進んでいます。

ご利用料金

Charge

ご利用料金

弊社へはConnecure回線のご利用料金をお支払い頂きます。
詳細はConnecure公式HPをご覧ください。

メニュー ベーシック ライト
アクセス
回線
メイン イーサ1M イーサ1M イーサ1M ベスト
エフォート
(最大1M)
ベスト
エフォート
(最大1M)
ミニマム
(最大200K)
モバイル
バックアップ イーサ1M ベスト
エフォート
(最大1M)
保守受付時間 24時間365日
故障対応時間 24時間365日 平日9時~17時
初期費用(円) 220,500 238,300 185,000 204,800 204,800 204,800 150,000
月額費用(円) 180,000~ 136,900~ 90,000~ 46,900 19,800 9,800 9,800



アクセス回線 保守受付時間 故障対応時間 初期費用(円) 月額費用(円)
メイン バックアップ




イーサ1M イーサ1M 24
時間
365
24
時間
365
220,500 180,000~
イーサ1M ベストエフォート
(最大1M)
238,300 136,900~
イーサ1M 185,000 90,000~
ベストエフォート
(最大1M)
204,800 46,900


ベストエフォート
(最大1M)
平日
9時
~17時
204,800 19,800
ミニマム
(最大200K)
204,800 9,800
モバイル 150,000 9,800

※ライト モバイルメニューの場合、故障対応に関しましては、弊社に故障連絡を頂いた後、代替機を発送いたします。代替機到着後、お客様自身で交換していただき、故障機を返送していただきます。

・上記料金にはルータ設定、機器レンタル、保守費を含む

・NTTデータでルータまで提供(回線説明~工事等はNTTデータで実施)

・初期費用は、平日日中帯工事の前提(休日、夜間の場合、別途費用が発生)

・ルータ設置の翌月から料金発生(申込は事前に手続き可能)

・現在敷設しているINSネット回線が3ch程度の場合は、ミニマムでも対応可能
例)192K(INSネット回線64K×3ch)<最大200K(ライト ミニマム)

・モバイルプランはベストエフォート方式による提供(ただし通信速度は通信環境等に応じて変動)

EB/FBサービス利用料につきましてはお取引の各金融機関へお問い合わせください。

導入の流れ

Flow

導入の流れ

事前準備

・各金融機関へ導入に関する注意点とスケジュールの確認

・各金融機関へデータ伝送契約の申し込み

・NTTデータへConnecure契約の申し込み(3か月前)

【Connecure申込に関する補足】
・Connecure回線敷設済みで、接続先金融機関を追加する場合、申し込み手続きは不要です。
但し、接続先金融機関の追加に伴い、NAT変換などの設定変更が必要な場合は、別途Connecure窓口までお問合せください。

システム対応

・回線敷設
(回線敷設工事の立ち合い、ルータ設置後の結線等)

・全銀TCP/IP(広域IP網)手順の追加

・照合データの新規作成

・新伝送先の定義追加

試験

・各金融機関へテストデータ送信

・返却データ確認

★スケジュールは目安です。回線敷設に通常より長く期間を要す場合もございます。

詳細やお問合せ

Contact

詳細やお問合せ

AnserDATAPORTは、NTTデータから金融機関様へ提供しているASPサービスとなり、企業様へのサービス提供元は金融機関様になります。
つきましては、AnserDATAPORTに関するお問い合わせは、お取引のある金融機関様へお問い合わせください。

Connecure公式HP
Connecureの詳細については
こちらへ
接続エラー原因

Connection Error

接続エラー原因

エラー発生原因は、以下の通りです。
以下表の対処方法をご参照の上、ご対応をお願い致します。
処理結果コード 対処方法
10 全銀協TCP/IP手順に準拠しない値が設定されています。
ご利用の通信パッケージベンダ等の全銀TCP/IP手順に知見のある方にお問い合わせください。
11 以下の理由が想定されます。内容是正の上、再度取引を実行ください。
・加入者が伝送時に設定したファイル名と、登録された加入者契約情報が相違している。
・加入者が伝送時に設定したサイクル番号が、期待しているサイクル番号でない。(サイクル番号欠送時)
上記をご対応の上でも引き続きエラーが出る場合は、伝送先の金融機関にお問い合わせください。
12 伝送先の金融機関にお問い合わせください。
13 以下の理由が想定されます。内容是正の上、再度取引を実行ください。
・サービス提供時間外に伝送が行われています。
・加入者が終了要求電文送信時に設定したテキスト数が、実際に受けたテキスト数と相違しています。
14 加入者が終了要求電文送信時に設定したレコード数が、実際に受けたレコード数と相違しています。内容是正の上、再度取引を実行ください。
上記をご対応の上でも引き続きエラーが出る場合は、伝送先の金融機関にお問い合わせください。
15 加入者が伝送するファイルの1レコードあたりのレコード長と相違しています。内容是正の上、再度取引を実行ください。
上記をご対応の上でも引き続きエラーが出る場合は、ご利用の通信パッケージベンダ等の全銀TCP/IP手順に知見のある方にお問い合わせください。
16 加入者が伝送時に設定したサイクル番号がすでに受信済みとなっています。内容是正の上、再度取引を実行ください。
上記をご対応の上でも引き続きエラーが出る場合は、ご利用の通信パッケージベンダ等の全銀TCP/IP手順に知見のある方にお問い合わせください。
17 加入者伝送時に、配信すべきファイルがない状態です。金融機関センタからの配信状況を確認いただき、配信データの有無についてご確認ください。
上記をご対応の上でも引き続きエラーが出る場合は、ご利用の通信パッケージベンダ等の全銀TCP/IP手順に知見のある方にお問い合わせください。
18 ”0”(固定長)以外が設定されています。”0”(固定長)を設定の上、再度取引を実行ください。
19 全銀協TCP/IP手順に準拠しない値が設定されています。
ご利用の通信パッケージベンダ等の全銀TCP/IP手順に知見のある方にお問い合わせください。
99 伝送先の金融機関にお問い合わせください。